緑内障は視神経が障害されて、視野が欠けていく病気です。一度視野が欠けると基本的には元には戻らないため
1)、手遅れになる前に治療を行い、進行を抑えることが大切です。
1)日本緑内障学会 緑内障診療ガイドライン作成委員会:日本眼科学会雑誌 122(1):7, 2018
緑内障は進行してはじめて気づくことが多いため、40歳を過ぎたら定期的に眼科の検診を受けるようにしましょう。
緑内障は早期発見、早期治療が大切です。
緑内障かどうかを調べるには眼圧、眼底、視野検査などの検査が必要になります。
緑内障と診断されたら、必要に応じて眼圧を下げる治療が行われます。眼圧を下げる方法には、目薬や内服薬、レーザー治療、手術があります。どの治療が行われるかは、緑内障のタイプや病期によって異なりますが、多くは目薬から治療を始めます
2)。緑内障を早期に発見し、治療を続けていくことが大切です。
2)日本緑内障学会 緑内障診療ガイドライン作成委員会:日本眼科学会雑誌 122(1):8, 2018
緑内障の治療中でも、生活の厳しい制限や注意事項はほとんどありません。必要に応じて治療を継続し、定期的に受診すること以外は、普段と変わらない生活を送ることができます。